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身体の設計にミスはない その7続き、

   身体の設計にミスはない その7続き、

さて温泉療法では、湯の中でゆるやかにマッサージ

するやら足の長さの壁際で押したり曲げたり、これが

なかなか痛みを伴い加減が難しいのです。でも毎日

励んでいるとかなり手応えがあるようになってきました。

 母は私が温泉療法をしている間は、退屈なので本を

読んだり散歩やテレビを見て過ごしていました。元来が

働く人でしたから、いい骨休みになると思いましたが、

あに図らんや8日目には、“あんた、もう帰らんか。

旅館のご飯も飽きてきたし、このへんも飽きるほど

歩いたし。仕事もせんと体が鈍ってしまうし。明日

帰ろう”というのです。私についてきてもらったん

だから、もう少し居てほしいと思いましたが、

 母も私も言い出したら聞かないのは同じです。

覚悟を決めて帰る準備をしましたが、果たして立てるか

自信はありません。イメージだけではうまくいかない

ことは先刻承知です。もう歩いて帰りたい!これしか

ないと思いながら、旅館には“家に用事ができてやむを

得ず帰ります。“と告げました。

 最後の夜は念入りにマッサージと、湯の中で立つ訓練も

こわごわしました。母は、心地よさそうな寝息を立てて

眠っています。いつまで考えていても埒が明かないと覚悟を

決めて眠りました。寝たのか寝ないのかウツラウツラしたと

思ったら夢を見ていました。

 ”いや~立てるやんか~嬉しい~“と言っている場面です。

その内ほんとに眠ってしまいました。朝です。ご飯も済ませ、

いよいよタクシーで帰る段になってちょっとドキドキしました。

思い切って松葉杖を横に立てかけました。母は事も無げに”

立てるやろ。そのくらいはやっとったがな“その一言でパッと

ちました。1本だけは松葉杖を支えながら歩いてタクシーまで

行きました。ゆっくりではありますが歩けています。

 家に帰れば、毎日毎日歩く訓練です。タクシーの中で

だんだんと歓びがこみ上げてきました。

 小さな声で母に”ありがとうございます“と言いました。

”ああ、これからのほうが長いさかい、気いつけよし“と

釘を差されました。この続きはまた明日。

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