スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

はんなりおしやす  業が満てたら死にまっさ!  ⑤

     業が満てたら死にまっさ!
 母の実の兄(叔父)が百歳でなくなったときのことです。
 母と一緒に通夜、お葬式と参列した帰りのことです。
『わても、業(ごう)が満てたら死にまっさ!』とポツンと
言いました。母も90歳で、死を意識したのか、叔父の
死が寂しかったのか、私にはわかりませんでしたが、
その時はなんとなく聞きづらく、そのままあまり話さず
家路につきました。
 家に帰りついてお茶の支度をしながら、『業が満て
たら死にまっさ!』という言葉に触発されて、母の口
からその人生を聞いてみたくなって、『どんな人生や
ったん?』というと、母は、『あんたも、わての歳になっ
たら、わかるやろ。あんたはあんたなりの業と付き合
ってきたんや。そのことは、またいずれわかる。あ~
今日は、疲れた!早う寝まっさ!』と話題を変え、お茶
を美味しそうにすすりながら、目を細めて、佛さんの
お下がりのおまんじゅうを2個も食べてしまいました。
 業が満てたら(ごうがみてたら)という意味を私なりに
解釈すれば、この世に持ちきたった業=因縁や使命
=が潮(しお)が満ちるように終え、命のおわりがやっ
て来るということでしょうか? 
 家族や親の因縁もあれば、出会いの中で生まれた
因縁もあり、それこそ、仕事や出来事から生まれた使
命感や社会や時代の流れで湧いた使命感もあること
でしょう。その人生をやっていく中で、命のおわりを潮
が満ちて死ねたら、本望かもしれません。
 そう言ってくれた母とは、じっくり時間をかけて話す
こともなく、同じ空気を吸い、只々笑ったり、食べたり、
桜を見たり、そんな風にしかできない親子でした。
     この続きはまたいずれ 
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ぴのこ234

Author:ぴのこ234
ようこそ!
治る力の市川加代子
勇気と希望と元気の源
台所はくすり箱

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ひまわりのホームページ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。