スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

はんなりおしやす 大福もち6個

      大福もち6個
 母は、大食漢ではありませんでしたが、甘いもの好きで
した。ご飯の時間もきっちり決めていました。ガツガツ食べ
るような人ではなく、楚々とした食べ方でしたが、甘いもの
には目がないのです。
 季節ごとに花びら餅、梅ヶ枝餅、菱餅、よもぎ餅、桜餅
、柏餅、ちまき、水無月、あんころ餅、水羊羹、おはぎ、笹
餅、月見団子、柚べし、安倍川餅と1月から12月まで楽し
んで食べるような人でした。中でも、黒豆入りの大福もち
はお気に入りで、季節を問わず買ってきてお茶の時間に
は、よく食べていました。
 70歳に入った頃、胃の病気にかかり、私が甘いものを
制限して、胃潰瘍にならずにすむように懇々と話しました。
 素直に聞き入れてくれたかに見えたのですが、それは
ほんの少しの間ノ事だったのです。胃の痛みもなくなり、
寝こむようなこともなく平穏に過ぎていたある日のことで
した。台所に和菓子の箱があったので、私が、『あれ?
また和菓子買ってきたん?あれほど甘いもんはあかん
!て言うたのに』と言いながら、箱を観たら4個入ってる
のです。『エエッ!6個も食べたん?』というと母は『いや
あ、全部食べたんやないで』という返事。私が、『ほな、
誰かが来やはったんか?』と聞くと母は、『誰も来たはら
へんがな。何でやねん』というのです。私は、『そんなら
誰が食べたんやろな?』というと母は『いっぺんに全部食
べたんやないがな。朝に1個、10時に1個三時に2個そ
んで今さっき2個食べたんやがな』という解説です。一日
に大福もち6個は私も驚きでした。それでも全部食べた
んやないという解説つきの分割食べです。あ~あ。どう
いう基準で、判断したらいいのかわからなくなりました。
個で十分な私からしたら、気の遠くなる個数でも、母に
したら、分割食べは減らしている感覚なのです。この細
い体のどこに入るのだろうと不思議に思います。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ぴのこ234

Author:ぴのこ234
ようこそ!
治る力の市川加代子
勇気と希望と元気の源
台所はくすり箱

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ひまわりのホームページ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。